
ベースは20年前にリリースされたイタリア、Tameo社製ホワイトメタルキット。
今回はボディフォルムを徹底的に改修。キットには付属していないオンボード・カメラもオリジナルパーツで再現する。

チームメイト、アイルトン・セナのマシンになくて、中嶋のマシンだけにあるもの。それはオンボードカメラ(通称FOCAカメラ)とヘッドレスト。カメラは実車同様、配線まで再現している。

右側ブレーキダクトに貼られているelfのロゴ。これはオンボードカメラの映像に映るということで、広告スペースとして活用されたもの。外からは確認するのも難しい位置にあるのでTV視聴者向け広告といったところか。
ヨーロッパにおいて最もポピュラーなスケールモデルのひとつに1/43サイズのハンドメイドモデルカーがある。
それはプラスティックモデルやダイキャスト・ミニチュアカーなどのように、大手メーカーが大量販売するマスプロダクションモデルとは異なり、小規模のメーカーから比較的少ない数が製品化され組立てキットや完成品として販売されている。現在そういった1/43のハンドメイド・モデルメーカーはイギリス、イタリア、フランス、ドイツ、そして日本に存在するが、中でもイタリアに本拠地をおくメーカーは活発に活動している。
中でも世界トップの水準を誇るのが1983年から活動を開始したイタリアのタメオ社だ。今回製作するロータス99Tは、多数のF1キットをリリースする同社のホワイトメタルキットをベースにしたモデルである。実車とほぼリアルタイムで発売されたこのキットはまだ、荒いディテール表現でも許された20年前の製品である。したがって現在の水準からするとかなりの手直しが必要となる。製作にあたっては現在入手可能な資料と本ウェブサイトの御意見番である高安丈太郎氏の厳しい監修のもと企画、製作される。ホワイトメタルでキャスティングされたボディとシャーシはディテールの甘いエッジ部分や全体のゆがみを丹念に1台1台修正、実車のプロポーションに近付けている。しかし、これをすべて手作業で行うため、厳密には1台と同じものがない。
さらに細部では、キットで左右一体になっているフロントウイングを分割して実車と同じパーツ構成とし、ウイングの翌端板はオリジナルのエッチングパーツを作成して99Tの特徴ともいえる段付きを再現しているほか、フロントサスペンションは位置の修正と取付け方法を変更している。
また、各アーム類はオリジナル製作したエッチングパーツに交換、実車のアクティブサスペンションの繊細さを再現している。コクピット部分では、やや曖昧な表現のメーター類をシャープに作り直し、一部オリジナルのエッチングパーツが追加されたモノコックパーツによって実感を高めている。もうひとつ、中嶋のマシンの特徴は、シーズンを通して臨場感溢れるTV映像をお茶の間に配信した車載カメラを搭載していることだ。今回のモデルにもオリジナルパーツで製作したこのカメラを搭載、完成度を高めている。
このほか、サイドポッド上面に出るターボダクトは新たに正しい形状で製作したパーツに変更、リアサスペンションもフロント同様にエッチングパーツを作成している。また、ギヤボックスはキット付属のパーツを使用せず、エッチング製サスペンションアームにあわせてオリジナルのマスターパーツを製作している。
こだわり抜いたこのロータスホンダ99T中嶋仕様のハンドビルドモデル、今回は10台限定で予約販売いたします。職人と呼べるモデラーが一台ずつ丁寧製作いたしますので、お届けまでにはご予約をお受けしてから最短でも一ヶ月ほど見込んでいただくことになります。販売価格:168,000円(税込み、送料別)
材質
ホワイトメタル、真鍮、ステンレス、レジン、ゴム
サイズ
モデル全長:約100㎜
モデル全幅:約50㎜
モデル全高:約25㎜
(手作りによる完成品のため表記寸法と異なる場合がございます。)
付属品
円筒形アクリルケース
アクリル製クリアーカバー:
W150㎜/ D150㎜/ H80㎜(外寸)
アクリル製ベース:
W150㎜/ D150㎜/ H26㎜(外寸)
化粧箱
改造・修正箇所
フロントサスペンション
リアサスペンション
ブレーキダクト
ラジエター
フロントウイング
リアウイング
モノコック一部
ギヤボックス
ホイール&タイヤ
ヘッドレスト
車載カメラ他
製品内容につきましては予告無く変更す場合がございますので予めご了承ください。
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