写真のサンプル車体は4両だが、キットは試運転時の編成が再現できる5両組み。また、2セット購入すれば営業時の10両(3+7)フル編成を揃えることができる。ルーフはそれまでのYAMA模型製品にはなかった内側にスジ彫りを入れた新バージョン。
写真:芝生 將行
オイルショック以降、省エネルギーが叫ばれだした’70年代後半、鉄道では私鉄各社がこぞって電力回生ブレーキを装備した電機子チョッパ制御(サイリスタチョッパ制御)車両を採用しはじめる中で、国鉄も1979(昭和54)年に電機子チョッパ制御を採用した通勤形直流電車、201系10両を中央快速線用に試作した。その後、1981(昭和56年)に量産車両が登場、中央・総武線、関西でも京阪神緩行線で使われ、トータル1,018両が製造された。
パーフェクトナンバーではレーザーカット技術を駆使して精密なペーパーモデルを製作するYAMA模型とのコラボでこの201系の900番代、試作車のペーパーキットを製品化、先頭車両の車体長や戸袋など量産車両と異なるディテールを再現しました。
材質
紙、木、アクリル
キットサイズ
全長:246mm(先頭車)244mm(中間車)
全幅:約35mm
付属品
ヘッドマーク
車体番号デカール
床下機器の一部
化粧箱
岐阜県美濃市、味のある民家を工房としてペーパーキット製作に取り組むのは代表の東山保徳氏。名鉄勤続50年の父を持つ氏がYAMA模型を立ち上げたのは今から5年ほど前。それまでは手作業での切り抜きが主流だったペーパーキットを、YAMA模型ではレーザーカッターを用いることでユーザー自身が切り抜く手間を省き、ペーパーキットの固定概念を覆した。その精緻なラインは見事なまでに列車のスタイルを描いている。
これまでは鉄道模型といえば真鍮製キットが主だったが、いかんせん価格が高い。しかも半田ごての使い方に慣れないと製作もむずかしい。それに対して素材が紙なら木工ボンドで貼り付けるだけなので上手い下手はあるが何とか形になると、東山氏。 現在、YAMA模型が扱うキットは、キハ11やクモル23050、そして国鉄201系などその数、十数種。販売経路はネット以外にも、天賞堂やイクスピアリ、東急ハンズ名古屋店などで販売されている。趣味の総合サイト『ホビダス』へリンクします