2007年の優勝者の
タイムトライアル・バイク
2007ツール・ド・フランスの覇者アルベルト・コンタドール(スペイン、ディスカバリーチャンネル)。独特のディスクホイールを装着したタイムトライアル専用バイクでの力走シーン。

ツール・ド・フランス
2度目の挑戦でタイトル獲得
今春、パリ〜ニース、ブエルタ・ア・カスティーリャ・レオンと2勝し絶好調で臨んだアルベルト・コンタドール。05年以来2度目のツール・ド・フランスでタイトルを獲得した。
2007ツール・ド・フランスの優勝バイク「トレック・マドン6.9」
2007ツール・ド・フランスの覇者アルベルト・コンタドールが駆ったトレック・マドン6.9。日本でも同じバイクがトレックの2008年モデルとして販売され購入可能だ。
ロードバイクという
新しい模型の世界
現在ブレイク中の自転車だが、スケールモデルはほとんどないのが実情だ。そこで誰にでも10分で完成するロードバイクという新しいジャンルの模型の世界を提案する。
※写真は試作品です。
写真/文:仲沢 隆
ツール・ド・フランスとは、その名の通り、フランスを1周するステージレースだ。第1回大会が行われたのは1903年、元々は新聞の拡販の一環としてスタートした。その頃は1ステージ平均400km余りも走るという壮絶なもので、スポーツというよりは冒険に近かったという。現在は7月に20日間ほどかけて行われ、各ステージの走行距離は150〜200km程度となっている。ツール・ド・フランスのゴールはパリ、シャンゼリゼ。シャンゼリゼが通行止めとなるのは7月14日のフランス革命記念日と、このツール・ド・フランスの最終日だけである。
第一次世界大戦による4年間の中断のあと、1919年から再開され、同時にリーダージャージとして黄色いジャージ(マイヨジョーヌ)が採用された。これは主催する新聞社の誌面の色に由来している。マイヨジョーヌの他には、山岳賞の赤玉ジャージ(マイヨブランオポワルージュ)、スプリント賞の緑ジャージ(マイヨヴェール)、新人賞の白ジャージ(マイヨブラン)がある。現在はパリ〜ダカールラリーなども主催するA.S.O.(アモリー・スポール・オルガニザシオン)という企業がこのレースを運営している。
ツール・ド・フランスの最多優勝記録はランス・アームストロングが達成した7勝。ジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノー、ミゲール・インドゥラインの4人がそれに続く5勝を記録している。
ツール・ド・フランスはバカンスシーズンまっさかりの7月に開催されるということもあって、沿道はヨーロッパや世界中から集まった観客で埋め尽くされる。また映像は世界各国に配信され、数億人の人がレースの行方を見守っている。その規模はオリンピックやサッカーのワールドカップに一歩も引けをとらないほどだ。
ツール・ド・フランスで使用される自転車は、「ロードバイク」と呼ばれる細いタイヤを履いた自転車。このロードバイクは速く走るために一切のムダを排除した究極の競争用自転車で、重量はわずか7kg程度しかない。現在はフロントが2速、リアが10速の20スピード変速が主流となっている。
また、タイムトライアルで使用される自転車は、後輪に円盤状のディスクホイールを履き、ライダーがエアロポジションをとるために、DHバーと呼ばれる角のようなハンドルバーを取り付けているのが特長だ。
今回「パーフェクトナンバー」では自転車ファン待望の歴代ツール・ド・フランス優勝車をモチーフとしたロードバイクの金属製エッチングキットを1/80、全長20mmのかわいいHOスケールでシリーズ化。
第一弾は2007年のチャンピオン、スペインのアルベルト・コンタドールのロードバイクとディスクホイールを装着したタイムトライアル仕様に加えて1903年の初代優勝者モーリス・ガランのロードバイクを加えた3台セット。ディスプレイベースにもなる特製アルミケース入り。
材質
洋白
キットサイズ
縦:54.5mm
横:900mm
モデル全長:約20mm
付属品
アルミ製カードケース
1994年、岩見慎一が故郷和歌山市で創業。主に大戦前の航空機を中心に繊細なエッチング製金属モデルを商品化している。
取材、設計、組立マニュアルやパッケージのデザイン、販促活動、店頭ディスプレイまで自ら行う個人作家のような模型メーカーである。
9年間在籍した模型メーカー、タミヤではカタログ撮影用モデルやジオラマ製作を担当していた。
トライアスロン、シクロクロス、MTBレースで入賞経験あり。ランドナーや3輪リカンベント、だるま自転車を所有する大の自転車好きでもある。
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